北海道・06夏


『雨後、晴れ』

 

8月18日(水) 
 
目が覚め、どんより曇った空が目に入ってきた。雨はまだ降っていない。
 
顔を洗い、歯を磨く。ふと見上げるとコインランドリーあります。のプレートがぶら下がっていた。Kは昨夜ここで手洗い
していたはずだ・・・。とりあえず、出発までの間、乾燥機に突っ込んでおいた。
 
昨日買っておいた朝食を食べ、旅の支度を始めた。今日のルートは神の子池〜摩周湖〜開陽台。ライダーにとって
はお決まりのコース。摩周湖のある山の上に怪しげの雲がかかっている。間違いなく降っている。
 
キャンプ場を出てすぐに雨が降ってきた。山を登るに連れて雨脚は強くなる一方だ。ジーザス。神の子池までのダート
道も雨で大変なことになっていた。ドロドロになりながら神の子池にたどり着く。雨でも相変わらず緑が冴えている。
 
 
神の子池に寄るために今回は裏摩周展望台から摩周湖を展望した。やはりというか当然、雲に覆われ視界ゼロだ。K
は見た瞬間、突然笑い出した。。
 
殿!ご乱心ですか?
 
これもいい思い出と思って笑い飛ばそう。
 
山を降りるにつれ、雨が小雨になってきた。開陽台ではどんよりながらも360度周りを見渡すことができた。すきっと晴
れた日に開陽台でテントを張れば見渡す限り星空が見えそうだ。冷えた体を売店の缶コーヒーで温め、おなじみの北
19号を通り中標津の町へ向かう。
 
 
楽しみにしていた中標津のすしロード。
11時前で開店前だったので店の前で待つことにした。雨も上がり太陽がまぶしい。来ていた合羽を脱ぎ捨て乾かす。
開店と同時に店内はいっぱいになった。回っているすしのネタが皿からはみ出るほど大きい。盆ということで、ないネタ
もあったがお腹いっぱい食べて二人で大満足した。
 
今日は夜までに知床まで行ければよかったので、急遽、野付半島に行くことにした。途中立ち寄ったホクレンで給油
し、知床峠は雨だよ〜って言われた。ここで初めてホクレンの旗をもらった。二人の見解は、これって邪魔じゃない?
荷台に挿しておいたら、気付いたらどこかで落としていた。
 
それにしても、野付半島はおかしな形をしている。(マップ)
道一本分の細さだ。海水面が上がったら真っ先に沈んでしまいそうだ。強風で吹き飛ばされそうになりながらも青空が
のぞき気持ちがよかった。半島の先端までは、バイクを降りて歩いて散策した。お馬さんタクシーもある。久々に往復
1時間ほど歩いた。
 
 
ビジターセンターでまったり休憩した後、知床半島へ向けて出発した。
海沿いの一本道。海(オホーツク海?太平洋?)を眺めながらのんびり走る。海が青々ときれいだ。魚が沢山捕れそう。
 
夕方、道の駅知床・らうすに到着した。海産物がたくさん並んでいた。ここで実家にかに盛り合わせ(タラバ・花咲カニな
)を送りつけた。案内所では北の国からのロケ地の写真や雪の積もった冬の写真があった。この辺りの冬の寒さが
いったいどれほどのものか想像できない。
 
買物が終わり、近くに生息しているヒカリゴケを見に行くことにした。洞窟のような岩場のくぼみに生息していた。珍しい
コケで、光を放っているのではなく、光を反射しているようだ。想像と違ってちょっと物足りない。
 
知床峠を越えようと少し上ったところで雨が降り始めた。
 
引き返した。
 
羅臼国営野営場にテントを張ることにした。沢山の車、バイクが停まっている。ここでもキャンプ場は大賑わい。蝦夷
鹿も普通にキャンプ場を歩いている。やはり北海道に来たら道東は外せない。大阪のブロスさんの知り合いの方にも
お会いした。ブロスさんも道東付近にいるようだ。テントを立てた後、キャンプ場の向かいにある無料浴場「熊の湯」に
行く。地元の人も利用する白濁したよい湯だった。
 
雨は一晩中止まないようだ。真っ暗な中、羅臼の町に下りた。地元の人にお奨めの食事処を聞き店に向かう。お奨め
のほっけ丼が売切れていたので豚丼を食べた。ジューシーな肉厚。
 
キャンプ場は森の中ということもあり変な虫が多い。気にせず雨の中、酒を傾ける。会社の話やら、学生時代の話やら
で盛上がる。Kの濃いぃ学生生活の話が面白かった。
 
雨のキャンプは気が進まない。布切れ一枚のテントでは寝ても覚めても湿気が満ちている。全てのものが湿気てしま
う・・・切ない。乾いたお布団が恋しい。。。
  

  

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